私を煮込んで。

巡り巡って関ジャニ∞と丸山隆平さんに落ちた日常を語るブログ。

渋谷すばる LIVE TOUR 2016 歌 3/13 Zepp Sapporoに行ってきました

前回の記事から時間が経ちましたが、はてなブログってすごいですね。グループ機能のおかげでしょうが、私のつたない文章でもたくさんの方が目にしてるとは…。読んでくださった皆様ありがとうございます。昔々に他ブログサービスで2、3記事だけ上げたことがありますが、アクセスは自分だけでしたのでブログはこんなものなんだと思っていました。

 

さて!大分日が過ぎて記憶も薄れてきていますが、自分用のメモのためにも文章にしておこうと思います。若干ネタバレします。ライブ以外のレポも多いかも。

 

 

グッズは事前に他の会場で買っていたので、14時頃に到着してロッカーに荷物を預けます。ロッカーの空き状況が読めなかったのと、この会場は整理番号が後ろの方だからと開場中に到着すると、外のロッカーが閉まっていたことがあったので、かなり余裕を持ちました。その結果、コートを預けたのでとにかく寒い。もちろんわかっていて預けましたが、なんせ冬の北海道。ワンピース一丁で歩いている人なんていない。貴重品だけ持って近くのコンビニのイートインで時間を潰しました。

 

15時半頃また会場へ向かい、しばらく外の寒さに耐えながら並んで入場。下手側の通路から入ろうとするとなぜか行列が。走る人が出ないようにスタッフさんが並ばせて入場させているのかと思ったら、同じ通路を通って入るロッカーの行列でした。行列にまでなっているのは見たことがなかった。

 

会場で流れていたSEは洋楽中心で、洋楽に疎い私は知らない曲ばかりでしたが、星野源さんのSUNはわかりました。渋谷さんの音楽の趣味は少ししか知らないのでこんなことを言って良いのかわかりませんが、こういった雰囲気のポップな曲を聴くのは意外。

 

そしてライブは始まります。まず思ったのがみんなの歓声が完全にアイドルのコンサート。ライブハウスでは聞くタイプのないとにかく黄色い大きな歓声をZeppで聞くのは新鮮。きっと押しがすごいな、と思っていたのが案の定当たって、居心地の良い場所に行こうと一つ前の柵の後方がすっかすかに開いていたので移動すると、これが大正解で最初から最後までステージを見渡すことができました。

 

ステージ上は私の記憶が正しければ、前列上手からアコギ、渋谷さん、ベース、ギター。後列上手からコーラス3名、キーボード、ドラム、ホーン隊でした。渋谷さんがもっとステージ上を動いてパフォーマンスするのかと思っていたら、前記の通りステージ上が人でいっぱいいっぱいだったので、立ち位置から大きく動くことはありませんでした。渋谷さんの癖だと思いますが、歌う時に体を自分の右側に向けながら歌っていることが多く、下手で見ているとちょっと得した気分です。後からThe Coversを見返しましたが、やっぱり体は右側に向いていました。ライブで見るまで気が付かなかったなんて、よく見ているようで見ていないんだなあ。

 

マンピーのG★SPOTで両手を広げて正面を向いていた渋谷さんの後ろから、顔に向かって差す照明の当たり具合が最高に格好良かった。う~ん文章で伝わっている気がしない。

 

3曲目まで終わってとにかく楽しい!渋谷さんも生き生きしていた。失礼な話ですが個人的に渋谷さんのことをしょっちゅうおじいちゃんと呼んでいたのを撤回したくなるぐらい。老いなんて微塵もありません。

 

宇宙に行ったライオンはドームじゃなくライブハウスで聴くエイトの曲が新鮮だし、こんなに楽しいんだと思い知りました。体を動かして好きなようにノって聴くのにぴったり。ライブハウスではありませんがドリフェスに行かなかった(行けなかった)のを激しく後悔。

 

MCは前方センターにいた男の子のことをたいそう気に入って、ずっと男の子に質問攻めのボーイズトーク。聞いていてほほえましい。下ネタだろうがなんだろうが正直に物を言う渋谷さんが好きです。

観客に、10代の人、20代の人…と年齢を聞いて手を挙げてもらうのをやって、最初に「10代の人!」と聞いてみんなが手を挙げているのを眺めながら「ラムですね」と言って観客はポカーンでしたが、メンバーの皆さんは爆笑していたので内輪でそんな話でもしていたのでしょうか。20代の人を聞いた後には「マトンですね」と言っていました。(ラムもマトンも羊肉の呼び方ですがラムは若い仔羊で、マトンはラムよりも年を取っています。なぜここで羊肉の解説を…)

MC中に質問したり話しかけるファンが多くてびっくり。しかも渋谷さんもよく答えていたのでさらにびっくり。むしろファンとの会話メインでMCを進行していました。ドーム規模でコンサートをやっているとファンと直接ふれあえる機会なんてないだろうからうれしいんだろうな。

曲中は全然そんなことなかったのに、MCや水分補給タイムになると途端に疲れた顔になって無言で肩を落とす姿(そしてファンに笑われる)がらしいなあって。

 

言葉にできないでは渋谷さんにだけスポットライトが当たった状態で歌い続けて(もしかしたら下手の楽器の方にも少し当たっていたかも)大サビを歌い始めた瞬間、照明がついてステージ全体が一気に照らされる演出が曲と合っていてハッとしたのをよく覚えています。

 

後半のバラードの連続は、前半あれだけ会場全体が湧いていたのが嘘のように真剣に歌に聴き入っていました。いつもライブに行くとバラードでも歌はそこそこに聴いて少し体を動かしてノってしまう方なんですが、今回は違いました。渋谷さんが全力で歌を届けているのが見ているだけで伝わってくるし、こっちもその気迫に呑まれて自然と集中していました。集中して気を張っていないと倒れそうになる。(体調不良とかじゃなくて気持ちの問題です)

聴いているだけで呑まれる歌なのに、いつもそばで一緒に歌っていて、しかもそれで曲が成り立っているエイトは何者なんだ。他のメンバーの凄さまでここでわかりました…。関ジャニ∞って私が思っていた以上にずっと凄いグループだったんだ。

 

渋谷さんも本気なので、相当体力を消耗しているのがだんだん顔に出てきます。続けてバラードを歌っていくうちに一歩一歩初老へ近づいて、本編が終わったころにはやっぱりおじいちゃんでした。10歳は老けていたように見えます。おじいちゃんすばる好き。

 

アンコールの締めのメンバー紹介が意外と盛り上がりました。こんなに熱くなれるメンバー紹介ってあったんだ。

渋谷さんも楽しそうだし、見ている方も全力で楽しんでいたライブでした。思っていたよりもライブハウスならではの熱いライブ感が強かった。純粋に楽しめたのでeighterだけでなく、もっと幅広い方に見て欲しいと思いましたがどうすればいいんですかね…。それこそ普段関ジャニ∞を聴かなくても何かの機会で渋谷さんの歌を耳にして、いいな!と思った方にもチケットが取れてふらっとライブになって欲しい。去年の私がそれに近い状況でしたがファンになった時にはもう遅く、FCに加入していなかったのでそもそもチケットも取れずに諦めるしかありませんでした。年に1回ツアーをするだけじゃもったいないクオリティーでした。